職場におけるプレコンセプションケアセミナー New

「プレコンセプションケア」は、将来子どもを持つか持たないかに関わらず、若い男女が健康な生活習慣を身に付け、生涯にわたって健康であるために必要なケアとして、近年注目されている考え方です。
健康を保持しながら、妊娠・出産というライフイベントを迎え、個人の持てる力を十分に発揮しながら働ける環境整備の基盤となる取り組みであり、健康経営を考える上で取り入れるべき重要なテーマであると言えます。
男女を問わず若年世代から健康への意識を高め、誰もが健康で長く働き続けられる職場づくりを目指すセミナーです。

★特集ページ:健康支援 「職場におけるプレコンセプションケアセミナー」

対象

  • 若年層の男女従業員

※入社時研修・新人研修等で実施いただいたり、キャリアデザイン研修とセットで実施いただくのもおすすめです。
女性のためのキャリアデザイン研修について、詳しくはこちら

セミナーの目的

  • 若年層に実施することで、早い段階から健康への意識を高め、女性特有の健康課題への予防的効果が見込めます。
  • ライフステージを通じて健康で働き続けるためのヘルスリテラシーを高めます。
  • 女性の健康について、共通の認識を持って働くことができ、この話題をタブー視しない職場風土の醸成を目指します。

研修内容の一例

基礎セミナー 【 働く女性の健康課題とプレコンセプションケア 】

【講師】社会福祉法人恩賜財団母子愛育会 総合母子保健センター愛育病院 院長
    百枝幹雄先生

女性特有の健康課題とプレコンセプションケアの必要性や期待される効果について、産婦人科医が解説します。
男女ともに生涯にわたって健康に働き続けるために、知っておくべき健康知識や生活習慣についてお伝えします。

1.なぜプレコンセプションケアが必要なのか
  • プレコンセプションケアの定義・意義
    若い世代の男女の健康教育が十分に行われてこなかったことによる妊娠・出産リスクの増加
    男女ともに自身の身を守るための正しい知識を得てより健全な妊娠・出産のチャンスを増やし、より質の高い生活を送る
2.妊娠時の身体の変化と妊娠前の備え
  • 妊娠時の身体の変化とリスク、不妊より健全な妊娠のために取り組むべきこと
3.プレコンセプションケアの可能性とこれからの期待
  • 妊娠前からの女性の健康管理が妊娠結果を改善させる
    プレコンセプションケアに関する教育機会の必要性、職場における取組の重要性
セミナー時間:50分
研修形式:オンデマンド動画配信

実践セミナー 【 誰もが健康に働き続けるためのプレコンセプションケア 】

【講師】産業医科大学医学部衛生学非常勤講師
    株式会社JUMOKU 代表取締役
    長井聡里先生

働きながらプレコンセプションケアを実践する方法や、働く女性の妊娠・出産・育児を支援する法制度について産業医が解説します。
男女が働く上での相互理解を進め、職場におけるウエルビーイングの向上を目指します。

1.女性特有の健康課題を知る
  • 女性のライフスステージの推移に伴う女性ホルモンの変化
    女性の健康課題と働く女性の健康への関心と高まり
2.プレコンセプションヘルスケア
  • プレコンセプションケアを通じた生涯のヘルスケア
  • ・プレコンセプションケアの重要性 ・プレコンACTION ・プレコンチェック

3.妊娠・出産に関連する法制度
  • 生理休暇、産休・育休、男性の育休
4.働く女性の健康課題をめぐる職場での男女相互理解
  • 男女ともに「相互理解」を深め、働きやすい職場づくりのためにできること
セミナー時間:50分
研修形式:集合研修、オンライン研修