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女性労働協会創立70周年記念講演会 開催のご案内

当協会は、「婦人の地位向上及び青少年の福祉の増進を図ること」を目的として1952年に発足し、今年で設立70週年を迎えます。女性労働協会の創立70周年を記念して、「仕事と子育て」「働く女性の活躍」「働く女性の健康」をテーマに全3回のオンライン講演会を開催いたします。

この70年の間に日本における働く女性の状況は大きく変化をしました。しかし、日本の女性管理職割合は12%台に留まり、ジェンダー格差は先進国の中で最下位に近い状況と、いまだ多くの課題が残されています。女性が活躍する社会の実現のためには、仕事と子育てとの両立支援は不可欠です。また、女性が妊娠・出産等のライフイベントを経ても健康に働き続けるために、女性の健康支援は欠かせない取り組みです。

本講演会では、女性労働協会が支援事業の3本の柱として掲げる「仕事と子育て」「働く女性の活躍」「働く女性の健康」をテーマに、専門家及び女性活躍推進を進めてきた企業の担当者をお招きして、各テーマにおける現状や課題、今後の展望などをお話しいただきます。企業ご担当者の方、自治体の方ほか、どなたでもご参加いただけます。ぜひ皆さまのご参加をお待ちしています。

開催形式

Zoomウェビナーオンライン講演会

参加費

無料

対象

働く女性の活躍について関心のある企業、自治体、子育て関連事業、個人の皆様
どなたでもご参加いただけます

日時

第1回 子育て応援講演会   10月18日(火)14:00~15:30
第2回 働く女性の活躍講演会 11月15日(火)14:00~15:30
第3回 働く女性の健康講演会 12月13日(火)14:00~15:00

70周年講演会チラシ ダウンロード(PDF:725KB)

各講演会の詳細

第1回子育て応援講演会

『地域のみんなで子育て』のためにできること

これから地域における子育て支援を行っていくために、子育てをとりまく社会の動向や、年々変化していく子育て支援のニーズをとらえ、今、親や子どもに対してどのような関わりが求められているのか、子育て支援活動において大事にすべきポイントは何かについて、現場の第一線で活躍する専門家からお話しいただき、子育て支援について改めて考え、地域の子育て支援者を応援する講演会を開催いたします。

ファミリー・サポートきよせ
NPO法人 子育てネットワーク・ピッコロ 理事長
小俣 みどり

講師プロフィール
1997年に財団法人女性労働協会と清瀬市男女共同参画センター共催の「保育サービス講習会」の修了生により、1998年に住民参加型の顔の見える支援としてNPO法人子育てネットワーク・ピッコロ子育てネットワーク・ピッコロを発足し、代表に就任。清瀬市よりファミリー・サポート・センター事業を受託し、ファミリー・サポートきよせの運営等、幅広く子育て支援を行う。

子育て応援講演会チラシ ダウンロード(PDF:746KB)

※本講演会は終了しました。

小俣 みどり

第2回働く女性の活躍講演会

女性活躍推進は企業に根付いたか? その現状と課題

女性労働協会が設立されてから70年。この70年の間に日本における働く女性の状況は大きく変化しましたが、国際的に見ると日本のジェンダーギャップ指数はいまだ先進国の中において最下位に近い状況です。働く女性を支援する政策は進みましたが、女性が能力を十分に発揮できる社会の実現にはまだ課題があります。今回、女性活躍推進は根付いたかをテーマに女性活躍推進を進めてきた企業の担当者をお招きし、女性活躍推進の方法・現状・課題についてお話いただきます。

70周年にむけてのメッセージ

一般財団法人女性労働協会
前会長  鹿嶋 敬

基調講演
第一部

元厚生労働省雇用均等・児童家庭局長
元株式会社資生堂代表取締役執行役員副社長
岩田 喜美枝

講師プロフィール
【これまでの主な経歴】
1947年生まれ(香川県)

1971年
東京大学教養学部卒
1971年~2003年
労働省・厚生労働省、雇用均等・児童家庭局長を最後に退官。
2003年~2016年
株式会社資生堂(取締役執行役員、取締役常務を経て、08年に代表取締役副社長に就任12年~16年 顧問)
2007年~2017年
内閣府男女共同参画会議 議員
2012年~2018年
公益財団法人21世紀職業財団 会長
2012年~2018年
日本航空株式会社 社外取締役
2012年~2019年
キリンホールディングス株式会社 社外監査役・社外取締役

【現在の主な役職】
東京都監査委員
住友商事株式会社 社外取締役 / 指名・報酬諮問委員会委員長
味の素株式会社 社外取締役 / 取締役会議長
株式会社りそなホールディングス 社外取締役 / 報酬委員会委員長

岩田 喜美枝
第二部

株式会社セブン&アイ・ホールディングス
人事企画本部 人財共育部 シニアオフィサー
セブン&アイグループ ダイバーシティ&インクルージョン推進プロジェクト
サブリーダー
伊藤 真由美

講師プロフィール
株式会社セブン‐イレブン・ジャパンに入社。営業サポート部門での社内向け(加盟店)の広報誌担当などを経て、以来、同社、株式会社セブン&アイ・ホールディングスにて、マスコミ対応を中心に、広報業務に約20年携わる。
その後、2020年より人事企画本部 人財共育部 シニアオフィサー、2022年9月よりセブン&アイグループ ダイバーシティ&インクルージョン推進プロジェクト サブリーダーを兼務。
セブン&アイグループの能力開発・人財育成・組織開発等に関する推進施策を担当。

伊藤 真由美

狭山ケーブルテレビ株式会社人事総務部 部長
株式会社Tao Corporation 代表取締役社長
村田 里依

講師プロフィール
狭山ケーブルテレビ人事総務部部長。国や県の支援制度を利活用し、働き方改革の足掛かりを構築。自らも、がん治療と就労の両立を実現している。

村田 里依

ファシリテーター:一般財団法人 会長 岩田 三代

働く女性の活躍講演会チラシ ダウンロード(PDF:711KB)

※本講演会は終了しました。

第3回働く女性の健康講演会

働く女性が健やかに妊娠・出産するために

女性の社会進出が進み、労働力人口に占める女性の割合は4割を超え、女性が妊娠・出産等のライフイベントを経ても健康に働き続けるために、女性の健康支援は欠かせない取り組みとなっています。働く女性の健康支援を健康経営の一環として重視する企業も増えつつありますが、その一方で、企業において女性特有の健康課題が正しく理解されているとはいえないのが現状です。女性特有の健康課題により仕事の生産性が低下したり、女性自身が自分の望むキャリアをあきらめるといったことは、女性だけではなく企業にとっても大きな損失です。
本講演会では、産婦人科医として長年女性の健康問題に携わってきた専門家をお招きし、妊娠・出産等様々な女性特有の健康課題に対し、企業としてどのような配慮や支援が求められるのか、働く女性の健康支援のあり方についてお話いただきます。また、働きながら不妊治療を行う人が増加する中、妊娠前の健康管理として注目を集める不妊への予防としての「プレコンシャスケア」について解説していただきます。

共催:
損害保険ジャパン株式会社

恩賜財団 母子愛育会
総合母子保健センター 所長
中林 正雄

講師プロフィール
1968年千葉大学医学部卒業、東京女子医科大学教授を経て、2002年母子愛育会愛育病院 院長、2013年母子愛育会総合母子保健センター 所長。専門領域は周産期医学、母子保健。厚生労働科学研究などで、安全で安心なお産のための医療システム構築に取り組む。

働く女性の健康講演会チラシ ダウンロード(PDF:735KB)

※本講演会は終了しました。

中林 正雄